築地まちづくりビジョン
期間 | 2011年度 |
場所 | 東京都中央区 |
クライアント | 築地場外市場商店街振興組合・NPO築地食のまちづくり協議会 |
業務内容 | 会議運営 企画 事業計画策定 補助金取得サポート |
2011年、築地場外市場は、公設市場の移転を控え、これまでのまちづくりを振り返り、新たなまちづくりを検討していく時期にありました。80年近い間、公設市場とともに成長してきた築地場外市場。公設市場の移転はまちに大きな変化をもたらします。
DEKITAは、NPO築地食のまちづくり協議会とともにビジョン作成部会を立ち上げ、公設市場移転を見据えてどのようなまちづくりを実施していくかを「築地まちづくりビジョン」としてとりまとめました。
「築地まちづくりビジョン」は地域の意見をとりまとめたまちづくりの指針です。その中には築地場外市場の課題を解決し、強みを活かすための32個の事業が4つの指針に基づき納められています。
築地場外市場のまちづくりの重要なポイントは「プロのまちというブランド価値を残しながら、一般の方々にとっても使いやすいまちにしていく」という二つの目的を達成しなければならないことでした。そのためビジョンに記載された事業は物流の再整備から、施設開発、情報発信の仕組み作り、防災体制作りまで多岐に渡りました。今回のビジョンでは各事業の実現性が高まるよう、各事業を企画書集というカタチでとりまとめました。