熊川地区グランドデザイン
期間 | 2020年度 |
場所 | 福井県若狭町 |
クライアント | 若狭町 |
業務内容 | 会議運営 計画策定 補助金取得サポート |
熊川宿では2018年頃より民間事業者の参入が増え、空き家の利活用が進められてきました。また2019年に竣工した河内川ダム周辺においても、トレイルルートやキャンプ場整備の予定があり、熊川宿内外においてうちの人とそとの人が入り混じるまちづくり事業が散発し始めていました。
このため様々な事業が齟齬をきたさないよう、またこれらの動きを地域の活性化につなげられるよう、地域住民、民間事業者、行政が活動ベクトルをあわせ、必要な事業を精査、提案し、役割分担を明確にする必要ができてきていました。DEKITAでは若狭町とともに地域住民、民間事業者が参加する会議体を組織し、熊川地区の総合的なビジョン策定を行ないました。ビジョンは「熊川地区グランドデザイン」という名称で若狭町が策定者となりまとめられました。グランドデザイン策定では30名以上の関係者があつまり現状確認、目標像設定、必要な事業の検討、役割分担をおこないました。
約半年におよぶ策定会議を経て、目標像と3つの指針、役割分担がされた8つの事業がA3×15Pの冊子としてまとめられました。グランドデザインに掲載された事業は2021年度より順次実施されていっています。